KAWAGOE NEW SOUNDS

個人音楽レーベルです。代表は川越におりませんが川越街道沿いにおります。。

- RELEASE INFORMATION -

- 2019
Takayuki Niwano
“Contemporally”
(DL Only)
KNS-011
→Bandcamp

- 2017
關 伊佐央
“DOCUMENT || STATEMENT”
KNS-009
→Amazon →Apple Music
→TOWER RECORDS
Takayuki Niwano
“Loopdoles”(DL Only)
KNS-010
→Bandcamp

- Takayuki Niwano "Surroundly Trilogy"
"Beatifically" KNS-008
→Amazon
→Apple Music
→TOWER RECORDS
→Bandcamp
"Elektricity" KNS-006
→Amazon
→Apple Music
→TOWER RECORDS
→Bandcamp
"Surroundly" KNS-004
→Amazon
→Apple Music
→TOWER RECORDS
→Bandcamp

Contemporally / Takayuki Niwano KNS-011

f:id:nyaaaaaaano:20190303213350p:plain:w500

1.con art
2.con beat
3.conceit
4.continuo
5.consort
6.contemporary

All composed mixed and mastered by Takayuki Niwano
KNS-011 
配信限定リリース ¥1200
https://niwano.bandcamp.com/album/contemporally

"多様化という名のカオス世界に沈静化という名のノイズを浴びせよ"

代表・庭野孝之のソロ三部作から三年ぶりの四作目を配信限定リリース。
2010年に川越ニューサウンドを立ち上げ 年に一枚のペースでアルバムをリリース。
2012年に1stソロアルバムSurroundlyを発表、ラップトップ環境でプラグインエフェクトを駆使した独自の電子音響作品を制作しながら他ユニットでの活動や共同制作など2017年までに合わせて9枚のアルバムをリリース。
2018年からはフィジカルでのリリースを一旦休止したものの2019年にDAWソフトウェアなど制作ベースの刷新を経て、改めてソロ作品の制作に取り掛かる。
そして平成の終わりし頃に、新作Contemporallyを完成させる。
ソロ三部作はもちろん、これまでの全ての音楽体験をも内包した鮮烈な電子音響作品。

niwano.bandcamp.com

第3期叡王戦挑戦者決定三番勝負のアルファ

1980

1980

  • provided courtesy of iTunes
Beyond

Beyond

  • provided courtesy of iTunes

 さて二月に入りまして

叡王戦もいよいよ挑戦者決定三番勝負が始まります

なぜ音楽レーベルのブログで将棋の話が唐突に始まるのかは

移行前のブログをご覧くださいませ

というわけで話を戻しますと

この三番勝負に臨む対局者は若手のトップ棋士ともいえる同世代の二人

負けない将棋を目指すその強靭な棋風と千日手も厭わない敬虔な精神力から軍曹の異名をとる永瀬七段

早々に羽生九段から王位の座を奪還したタイトル経験者菅井七段

個人的にはそろそろ永瀬七段がタイトルを保持する頃ではないかと睨んでおり本戦出場が決まってから一途に応援を続けてまいりましたが

長く無冠の帝王として君臨していた豊島二冠に王位を奪取されてからもその不屈の精神で邁進する振り飛車の雄である菅井七段の構想力の高い指し回しも魅力的で

将棋ファンの期待を上回る熱戦になること請け合いであります

そんな最中にニコニコ動画でこの三番勝負のPVが公開となりました

例によって使用された曲が気になって何の手がかりもなく調べ始めましたが

絶対にどこかで聞いているはずだと

主旋の手癖や音色の好み

リズムやシーケンスの特徴から探り始めて

ジョルジオモロダーやビルコンティ

はたまたヴァンゲリスやタンジェリンドリームなどを

片っ端から聞き返してみたものの

いずれも似た曲はあれど見つからず

探すのをやめた時見つかることもよくある話で

井上陽水の夢の中へを脳内リピートさせていたところ

動画へのあるコメントがヒントになってその原曲がそれであると判明しました

ハーブアルパートといえば日本ではオールナイトニッポンのオープニングで超有名です

ですがこの動画には二つの曲が使われておりその一つ目がまだわかっておりません

もしかしたらどちらも同じ作家のものかもしれないとまたローラー作戦よろしく片っ端から同作家の作品を聴いているところでございます

ということでこのレーベルブログのお茶濁しがてらお目当の曲が判明するまで聞き返した名曲でも羅列してみようという企画でございます

後記

 というわけでやはり同作家の曲を二曲繋いでいたようで無事この問題は解決したのでした

White Eagle

White Eagle

Hyperborea

Hyperborea

Chameleon

Chameleon

BSで盤上のアルファのドラマが始まりましたが

 やっぱり三段リーグの話は泣けますね

 

 

庭野孝之のライブ演奏@東飯能

www.youtube.com


庭野孝之 LIVE@EastCourt 東飯ビエント

告知する暇がありませんでしたが昨年末久しぶりにソロでライブをして来ました
少しずつ各出演者のライブ動画がアップされていたのでお知らせいたします

MUSICS 2018

メンバー脱退後の3人編成による復帰作ながらも脱けたメンバーの存在感がしっかりと感じられる傑作アルバム
名作Ouiをも凌駕する泣ける作品です

Heisei

Heisei

  • 折坂悠太
  • J-Pop
  • ¥1800

彼はどうのようにしてこの歌唱法に辿り着いたのだろう
JPOPから語り部までとにかく様々なルーツが織り交ざった現代和製ブルースとでも形容してみようか
聞き覚えのある一節ももはや引用を超えて継承の域に思えるほど自らの音楽に転換している点に思わず震える作品です

90年代にはいつまでも先進的で未来的なものであり続けるだろうと思われていた電子音楽ももはや近代文明の終わりとともに文献化されようとしている
とはいえブルースがこの先百年も大衆音楽の根幹に据えられ続けるように電子音楽も様々なインターフェースを介して発音され続けるだろう

Dimensional People

Dimensional People

そのような状況下で近年は未来の音楽について考えることが多くなっている
どういう音楽が生まれるかというよりは音楽そのものがどう扱われていくのかが気になるところである
それは結果的に音楽とは何だろうと考えることと同義で音楽という概念がどう進化していくのかという未来予想図でもある

Kazuashita

Kazuashita

このような志向の中で琴線に触れる音楽はやはり同じような未来予想図をさも描いていたかのように思える作品やあらゆる音楽技法に対して公平性を感じさせる作品でありその過程で何らかの更新を果たしているサウンドは尚好ましく聞こえた

さて唐突に全体的な批評に切り替わった訳はある程度印象に残った作品を挙げたものの一つ一つに対してあまり思い入れが無いからである
ティムヘッカーの新作はRadio AmorとVirginsに匹敵する傑作だしマウスオンマーズの新作はニウンニグン以来の傑作だしギャングギャングダンスの新作においてはニューエイジに真っ向勝負を挑んだ意欲作であった

その他の作品も言わずもがな何らかの更新を遂げた作品であるしそれだけ完成度が高いと言ってしまえばそれまでだがそれ以上の発見や驚きは無いというのも否めないところである

Age Of

Age Of

  • ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
  • エレクトロニック
  • ¥1500

 ダニエルロパティン においては ようやくR Plus Sevenを作り上げてしまった興奮から覚めて落ち着きを取り戻したのではないだろうか

Remember - Single

Remember - Single

  • KATIE
  • ポップ
  • ¥250

韓国のオーディション番組で優勝しデビューを果たしたソウルシンガーの1stEPで今最もアルバムが待ち望まれ今後の活躍が期待される逸材
とにかくこのデビュー曲が良すぎるので逆にハードルが上がり過ぎてないかといらぬ心配をしてしまうくらいだ
私が見たオーディションの動画ではKilling me softly with his songを選曲し他勢が声量や高音域をアピールする中で一人抑えた声量で中低域を強調した歌唱を披露し異彩を放っていた
ちなみにアメリカ生まれアメリカ育ちでアメリカの音大を卒業しているらしい

Lush

Lush

個人的には何年かに一組出会うセンス抜群のガールズバンドがまた現れたという印象であるが例えば2010年のDum Dum Girlsの1stや2016年のBleachedの2ndなどが言うところのそれである
さてこのSnail Mailはフロントマンの女性ボーカルによるバンド形態での名義らしいのだがまだ十代だという彼女の本当に自分で弾いているのかと耳を疑いたくなるほど味のあるギタープレイは必聴でおそらく彼女の中にはサーストンムーアとアーチャープレウィットが宿っている

Ignis

Ignis

  • Mika Vainio & Franck Vigroux & Matthew Bourne
  • エレクトロニック
  • ¥1050

最近亡くなられたあのパナソニック改めパンソニックのメンバーであるミカヴァイーニオさんのコラボユニットの未発表音源集
これは出る予定だったのか彼が死んだから出したのかわかりませんがこちらの方が評判がいいような気がするのは気のせいでしょうか

Breakfast

Breakfast

  • The Samps
  • エレクトロニック
  • ¥1500

 なんだか既に懐かしい感じがするこのユニットですがこれがファーストアルバム
八年前のEPがとてもユニークな作品だったので覚えていたのですが中心人物がどうやらプロデューサーが本業のようでこの作品も偶然の産物に近いのかもしれません
なんといってもNite Jewelの1stもプロデュースしてみるみたいですから彼があれの仕掛け人なんだとしたら私からしたら相当な人物です

暑い夏を吹き飛ばすどころか更に脇汗が溢れ出しそうな熱闘甲子園プレイリスト2018JUL-AUG

 川越ニューサウンド音源研究所より暑中見舞い申し上げます

皆様暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

将棋界ではついに若手ナンバーワン棋士の豊島八段がタイトルを獲得したことによって現在8個のタイトルを8人で分け合うという群雄割拠時代に突入いたしました。逆に言うと30年以上羽生竜王をはじめとする何人かの天才棋士たちが複数のタイトルを占有してきたということなのですが、かといってこの乱戦模様が長いこと続くかどうかもわからないという将棋界にとって大きな転換期が今訪れているのでは無いかというのが私の素人見解でございます。

さてそんな折につけ込んで

代表庭野が最近よく聴いている

まったく涼しげな気分になれない

釜茹で級熱々プレイリストをぐつぐつ公開いたします。

さあ熱い音楽を聞きながら熱い将棋を見て

世界で一番熱い夏を乗り越えようではありませんか!

しかもほとんどの曲がAppleMusicで聴き放題!

 

Seneca / Tortoise - Standards 2001

Seneca

Seneca

  • provided courtesy of iTunes

私の21世紀の音楽はこの曲のギターとベースとドラムのイントロから始まった。

 

Roundabout / YES - Fragile 1971

Roundabout

Roundabout

  • provided courtesy of iTunes

 

Kashmir / Led Zeppelin - Physical Graffiti 1975

Kashmir

Kashmir

  • provided courtesy of iTunes

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33337884

今期の叡王戦PVでテーマソング的に使用されていて(前半部にロンドンフィルハーモニックのバージョンを挿入したミックスになっている)これきっかけで脇汗プレイリストを作ろうと思い立った。

 

Hurricane / Bob Dylan - Desire 1976

Hurricane

Hurricane

  • provided courtesy of iTunes

ある時ボブディランのアルバムを全部聴いてやろうと1ヶ月くらいずっとボブディランを聴いていた。こんなことができるのもストリーミング配信があればこそだ。その中で改めてこの曲に感動した。

 

Attica Blues / Archie Shepp & Romulus Franceschini - Attica Blues 1972

Attica Blues

Attica Blues

  • provided courtesy of iTunes

 

Ah! / Oval - O 2010

Ah!

Ah!

  • Oval
  • エレクトロニック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

We Love The Earth (Ooh,Ah,Ah,Mix) / TMN - EXPO 1991

We Love The Earth (Ooh, Ah, Ah, Mix)

We Love The Earth (Ooh, Ah, Ah, Mix)

  • TMN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

Bruce and Rhythm / Takkyu Ishino - Dove Loves Dub 1995

BRUCE AND RHYTHM

BRUCE AND RHYTHM

  • 石野 卓球
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 カマシワシントンが新譜で怒りの鉄拳のカバーをしていましたが、これはブルースリーの声をサンプリングしております。こちらはドラゴンへの道(チャックノリスの声込み)ですが。

 

Happy Shopper / Audio Active - Happy Happer 1998

Happy Shopper

Happy Shopper

  • provided courtesy of iTunes

 

Zonk-Machine / Spacebox - Spacebox 1981

なんでもかんでもiTunesで聴けると思うなよ!しかも入手困難だから中古で探そう!これはグルグルというバンドのベーシストのソロプロジェクトでスペースボックスという自作楽器を携えてベースを弾いている写真があるのですが、実際どういう音が出ているのか未だにわかりません。

 

We Are Rolling / Medeski Martin & Wood - Dropper 2000

We Are Rolling

We Are Rolling

  • メデスキ・マーティン&ウッド
  • ジャズ
  • provided courtesy of iTunes

 

Firebombing / Alec Empire - The Destroyer 1995

Firebombing

Firebombing

  • provided courtesy of iTunes

 新宿にリキッドルームがあった時代、彼のDJを観に行ってこの曲に感銘を受けて次の日くらいに多分あれは自分の曲をかけていたに違いないと決めつけてその頃出ていたアルバム(もちろんアナログ)を探しにシスコへ走ったのを覚えています。予想が的中して狂喜乱舞したのも覚えています。

 

Capacity (Version liminal) / Yoshinori Sunahara - liminal 2011

Capacity (Version liminal)

Capacity (Version liminal)

  • 砂原 良徳
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

I Bite Through It / Oneohtrix Point Never - Garden of Delete 2015

I Bite Through It

I Bite Through It

  • Oneohtrix Point Never
  • エレクトロニック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

前作R Plus Sevenという傑作を作り上げた後の興奮状態のままその指の震えを利用してパッドを連打して作ったようなこのアルバム先行トラックを聴いて次作も期待していたのですが、蓋を開けてみたらEDMだのボカロだのを弄ってみせるモテ意識全開の奇をてらった代物でがっかりしたのは言うまでもありませんが、今年出たそのまた次のアルバムで見事に落ち着きを取り戻したようです。

 

Super You / Boredoms - Super Are 1998

Super You

Super You

  • provided courtesy of iTunes

 本当はSuper Roots 5(Go!!!!!)をここに入れたかったのですが何せ1曲60分以上ある作品なのでそれは単体で聴いていただくとして、この曲ももはやバンドの概念を超えたところにある作品ですから心して聴いてくださいね!!!!!

 

Ronald Reagan / DCPRG - Franz Kafka's South America 2015

RONALD REAGAN

RONALD REAGAN

  • provided courtesy of iTunes

 

Cyclic / Buffalo Daughter - Pshychic 2003

Cyclic

Cyclic

  • provided courtesy of iTunes

 

In Yer Memory / Takkyu Ishino 1996

IN YER MEMORY

IN YER MEMORY

  • provided courtesy of iTunes

 大友克洋にジャケットのイラストを書かせ、石野卓球にアニメ映画のエンディングテーマを作らせ、なんていう理想的な関係性が90年代の醍醐味だ!<注意>この曲はiTunesStoreで購入できますがAppleMusicでは聴けません。。

排他的環境社会に蔓延る無垢な悪魔

私には音楽がある

他にも自己を表現しうるものが世の中にたくさんあることも知っている

それを知らないというのは恐ろしいことで

日々そのことを意識せずに生きているのもまた危険である

己が行き場を失って路頭に迷った時に何を手元に引き寄せるのか

最終的にはどんな人間も自己表現というものに行き着くだろう

私には音楽があって楽器を手にすることができる

別にそれを生業としている必要もない

ふとした瞬間に自分が何を手にしているのか

それが箒とちりとりというのも悪くない

その時に自分の中に何も表現するものがない人間は

往々にして自分の身を守る道具

すなわち武器を手にしてしまう

音楽と一緒に心中することは出来るが

武器を持った人間は他人を傷つけることしか出来ない

やれ荷物検査を徹底しろだのいや通り魔を防ぐ方法は無いだのという議論は水掛け論にしか聞こえず

それ以前にこういった履き違えの表現者を生み出さないために

私たちは排他的環境社会に蔓延る無垢な悪魔にどう立ち向かえばいいのかを考えるべきだと思うのだ

人はただ協調性とともに成長出来るわけでは無いということを

人は元来いついかなるときも自由という名の下に生きているということを

大人になってしまう前にしっかりと自覚するべきなのである

そうすればたとえどこかで孤独に陥ってしまってもすぐに

いやそもそもそんなに群れたがるような生き物では無いのだと

悟ることも出来るのでは無いかと思うのだ

先進美術館と日曜美術館

先進美術館という政府案が話題になっている

特定の美術館へ補助金を出して現場や市場を活性化させるというねらいだというが

これが批評家たちの反感を買っているというのが粗方の印象である

この案件についてただただ嫌悪感を覚えるという反射的な見解を私は持ちたくない

この早計な嫌悪感は村上隆がかつて美術界から抱かれたものに似ているような気がする

彼は旧式の学会至上主義を否定して国外の芸術市場に目を向けることで成功を治めた

にも関わらず彼の芸術論はあまりこの国では踏襲されていない

支持しているのはほんの一部の批評家のみだ

これには理由がある

日本の芸術市場規模は米国や中国に比べると格下である

これが国内総生産量や富裕層人数の比率と噛み合っていないからこの国の芸術市場は成長の余地があるという

まずこの見解は誤りである

この国は富国強兵の時代に文化的に大きく後れをとった

芸術家たちと政府の間に深い溝を作ってしまったのは言うまでもない

そして戦中戦後の政の最中に日本の芸術遺産の多くも国外へ流れていったのだ

からして経済と芸術の規模が現在のように反比例に近い形で釣り合わなくとも不自然ではない

そしてまさにここに日本の美術学会が政府による市場干渉を嫌う理由がある

要するにお役人に指図されるのが嫌なのだ

彼らのせいでこの国の芸術は何百年も遅れてしまったという固定概念が払拭されない限り

この国の政治と芸術は結ばれないだろう

芸術と金の話にはとりあえず反対しておくのが得策なのだとう輩や

そこまで下衆でなくとも

芸術は綺麗であれという幻想に生きる人々も

これに同調してしまうから始末が悪い

ただ学会の上役たちは実害を受けたわけでもないのに

その恨み辛みを固持することで己の地位が保たれればそれで良いのだ

この悪循環が様式美と化してしまった挙句の成れの果てが今の日本の芸術市場だ

これに現代美術のような何もかも並列化してしまった

後追いでしか無い複製のようなもので立ち向かおうというのも酷な話である

この風潮の中で実際に保持金が出たとしてもそのほとんどは結局学会の天下りに与ったようなお偉方に渡るだけだろう

我々にはそれだけの恩恵を受ける権利があると豪語する風評のみを味方につけた権利者が

金を毛嫌いすることで芸術家然とし

その金をせしめることで地位を守るのだ

そんな安い演出劇に踊らされないためには

面白いから是非やってみろと嗾け

その動向を一部始終しかと伺えば良いのだ

私たちは金と芸術の関係を知らな過ぎる

芸術の前で金は不浄なものでしかないというのは幻想であり

それをわかっていれば

頭ごなしに否定して見せるような真似はしないはずだ

どうすれば本当の意味で日本の芸術市場を蘇らせることが出来るのか

この財政案にその可能性は微塵も無いのだろうかと

考える余地くらいはあってしかるべきだ

最悪なのはこのまま政府始動で強行されてしまうことで

それを心ない悪行だと私たちが絶望してしまい

その行く末を最後まで見届ける気力を失ってしまうことだ

日曜美術館を見ていて途中で飽きて他のことをしてしまうのとはわけが違う

これは全て私の妄想であり議論されている本筋とは何ら関係無いところの話である