気になった音楽関連の特集に勝手に寄稿する記事第4弾。坂本龍一、古希記念として各界著名人が彼の作品から10曲選出するという企画に勝手に参加してみました。私の中で(脳内を含め)再生数が多いと思われる曲、資料などを見ずに浮かぶ曲を中心にピックアップしました。並びは発表年順。
↓公式の特設ページとは一切関係ありません。
commmons.com
1 Differencia
ダブという表現や概念が私の中で更新された1曲。
2 戦場のメリークリスマス
再生数で換算するなら入れるしかない。
3 Field Work
トーマスドルビーとのコラボ曲。聴いたのはわりと最近(といってもゼロ年代前半)だが中毒性が高く、定期的に聴きたくなる曲。
4 Ballet Mécanique
オリジナルもさることながら中谷美紀バージョンも私の中でかなりの再生数を誇る。「ケイゾク」ファンなら許される功罪。
5 ラストエンペラー
戦メリを入れたら入れるしかない。
6 We Love You
教授のソロ作品で最初に買ったのが下のシングル盤(マキシシングル)。まだ10代だったのでこれがローリングストーンズのカバーだなんて知る由もないしロバートワイアットがコーラスで参加してるなんて30近くなって知ったが当時はおまけ的に収録されていた戦メリ目的で買ったのにこちらばかりリピートして聴いていた。カバーを入れて良いのか分かりませんがシングル盤が出てるし個人的にはこちらの方がオリジナルなので入れてしまいましょう。
7 Tainai Kaiki
デヴィッドシルヴィアンの歌入りを聴きたい方は彼のベストアルバムをどうぞ。
8 二人の果て
今井美樹とのデュエット曲。これを聴く度にダウンタウンとのコラボユニットGeisha Girlsがニューヨークでレコーディング中に彼女がふらっとスタジオに現れるシーンを思い出す。
9 美貌の青空
ライブなどで聴けるピアノやストリングスによるインストも好きだが、やはりこの時期にgut周辺で大活躍した森俊彦によるSP-1200のローファイブレイクビーツと売野雅勇によるアヴァンギャルドな歌詞あってこその名曲。
10 hibari
断片的なテーマが左右で微妙にずれながら繰り返されるこのピアノ曲は私の中でかなりの衝撃だった。さらにアルバム中にコトリンゴのカバーも同居していることで殊更この自虐的実験作の意味性が増しているように感じた。
■正直こんなに歌モノが好きだとは思ってませんでした。なんか普通すぎるチョイスだけどこのベストアルバム売れそう。